夫の角膜を妻へ 初の親族優先

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日本アイバンク協会は22日、関東地方で死亡した50代の男性の角膜が妻に提供されることになったと発表しました。1月の改正臓器移植法の一部施行で、親族への優先提供が認められ、初めてのケースとなります。男性の眼球は21日に摘出手術が終了しており、今月下旬から来月上旬に妻への移植手術が行われる予定。

同協会と厚生労働省によると、男性は胃がんのため21日午後5時半に死亡。生前の今年4月、50代の妻に角膜を提供する意思をアイバンク登録票で示し、男性の主治医に対してもその意思を伝えていたといいます。

妻は角膜ヘルペスのため片眼の視力がほとんどなく、移植を希望。同法施行後、アイバンクにレシピエント(移植を受ける患者)登録をしていました。男性のもう片方の角膜は移植を必要とする他の第三者に移植される予定。

平成21年7月に成立した改正臓器移植法の一部が今年1月に施行され、死後に親族を優先して臓器提供する意思表示ができるようになりました。親族の範囲は法律上の配偶者と実の親子。今回のケースでは男性の保険証で夫婦であることを確認しました。

日本アイバンク協会によると、3月31日現在で2604人が移植を希望し、レシピエント登録しています。移植は原則、登録順に行われていますが、待機期間は平均2~3年とされています。

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